いつ仏壇を買えば良いの?どれぐらいの値段の仏壇を買えばいいの?仏壇を購入する時に気を付ける事は?
仏具には何があるの?お数珠の持ち方は?本位牌はいつ用意すればいいの?お線香やお焼香の作法は?
お仏壇へのお供えって何をどうすればいいの?お掃除や修理は?など。
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仏壇の買い方 仏壇の置き方と種類 仏壇の値段と品質 宗派別仏壇の祀り方 仏具の種類
数珠 お線香 焼香 位牌と戒名 お供えの仕方
掃除の仕方 修理と買い換え
お彼岸とお盆 忌日法要と年忌法要 法要の仕方
◆仏壇はいつ買えばいいのでしょう?
仏壇は仏様をお祀りするものですから、いつ買ってもかまいません。
お位牌がなくても仏壇をお祀りしてもかまわないのです。
ですがお身内にご不幸があって必要に迫られて購入されることが多いでしょう。
その場合は四十九日の法要の後、お位牌が本位牌になりますので、それまでに用意されるとよいでしょう。
また、家を新築や改築、増築などをされる時なども設計時に仏壇を安置する仏間を設けて置きたい仏壇を購入される良い機会かも知れません。
お子様にお仏壇を用意させる金銭的な負担を負わせることを避けるためや、ご自分が死んだ後のことを考えて、ご自分を十分に祀ってもらいたいとのお考えから、あらかじめ仏壇を購入される方もいらっしゃいます。
あるいは、お子様の情操教育の一環として、お子様の出産に合わせて購入されるのも良いでしょう。
◆どれくらいの値段の仏壇を買えばいいのでしょう?
特別な決まりはありません。ご自分の価値観やその時の経済状況、仏壇を置くスペースなどを総合的に判断してお決めになればよいでしょう。
また、宗派や地域にあった仏壇の種類や、仏壇に対する考え方によっても値段は変わってきます。
一般的に高い仏壇ほど長持ちしますので、お使いになる予定の年数も判断材料の一つでしょう。
仏壇には仏具が必要です。
仏壇の表示価格が、仏壇だけの価格なのか、仏具込みの値段なのかも確認しておく必要があります。
◆仏壇を購入する時に気を付ける事は何があるでしょう?
全体に傷や狂いがないか?
扉や障子などにズレが無く開閉がスムーズか?
彫りの精巧な部分が雑になっていないか?
複雑な作りの屋根の場合は、作りがしっかりしているか?
部分によって木質や色に違いがないか?
木目などを印刷したシートを貼った素材のものも場合は、内側まで剥がれが無いか?
◆仏壇の置き方
仏壇を置く向きや置く部屋などに決まりはありません。
置く向きに関しては極楽浄土がある西に向かって拝むために、東向きに置く人が多いようです。
また、神棚が同じ部屋にあってもかまいません。ただ、神棚と仏壇を向かい合わせに置くと、どちらかに礼拝すると、もう一方にお尻を向けることになりますでの、これは避けた方がよいでしょう。
仏壇には重ね型の大きなものから上置型の小さなものまでありますので、置きたいお部屋が狭い場合などは置き型の仏壇を家具の上に置くのもよいでしょう。
また、押し入れを改造して仏間を作ることもできます。
正座して目よりも少し高い位置にご本尊やお位牌がくる高さにする事と、直射日光が当たらず、風通しが良く、湿気のない、冷暖房の風邪や熱が直接当たらない場所が自然条件では一番適しています。
◆お仏壇の種類
仏壇には『金仏壇(漆塗り金仏壇)』『唐木仏壇』『家具調仏壇(都市型仏壇)』があります。
『金仏壇』は漆と金箔の輝く荘厳な印象を与えます。
『唐木仏壇』の多くは黒檀や紫檀などの銘木を使用し、重厚な風合いと落ち着いた印象を与えます。
『家具調仏壇』は自由にモダンなデザインで、洋間にも合うように作られた仏壇で、決まった呼び名は無く、各社メーカーにより様々な名前を付けています。
伝統的に浄土真宗では『金仏壇』を、他宗では『唐木仏壇』を選んでいる家が多いですが、これは必ずしも決まりではありません。仏壇を置く部屋や故人の好みに合わせて選んでもかまわないのです。
金仏壇唐木仏壇家具調仏壇
形状から『重ね型仏壇』『地袋型仏壇』『上置型仏壇』の3つに大きく分けることができます。
『重ね型仏壇』は、高さ135〜175cm前後の最もよく使われる仏壇で、さらに仏壇を置く間口の広さに合わせて
『一間仏壇』と『半間仏壇』に分かれます。
『地袋仏壇』は、高さ100〜140cm位のもので、地袋付の仏間に置くための仏壇です。
『上置型仏壇』は、高さ35〜90cm位のもので、仏壇を置くスペースが取りにくい場合の為に、家具などの上に置くことができるようになっているものです。
仏壇の値段や品質は素人がちょっと見ただけではなかなか分かりません。
同じように見えるのに値段が全然違ったり、メーカーや品番が書かれていないことが多く、他店との比較も難しいのです。同じように見えても品質が違えば値段も当然違い、値段に応じて耐久性も違ってきます。
信頼の置けるお店の人に相談されるのがよいのですが、基本的な知識を知っておく事も役に立つでしょう。
◆主材の工法
主材がどの様な工法によって作られているかによって仏壇の品質と値段は大きく変わります。
通常、主材は芯材に天然の原木を練り付けます。
この練りの工法には「前練り」「二方練り」「三方練り」「四方練り」があり、後者であるほど高級です。
また、紙のように薄くスライスした板を貼った「突板貼り」をしたものは一番安くなります。
さらには木目模様の紙を印刷した「転写印刷」のもの、木目を印刷した塩ビシートを貼り付けた「プリント加工」のものもあり「〜調」というものです。これらは最も安いもので、長年使っていると剥がれてきてしまいます。
また、芯材にも様々な素材の違いがあり「総無垢」にして練り付けをしないものは最も高級ですが、素材の割れや狂いを生じやすい欠点もあります。
逆に原木を使わず、細かな木片を寄せ集めて作る「集成材」は安く、紙などを圧縮して固めた「圧縮ボード」を使ったものはさらに安いもので、これらの合成材は湿気や衝撃に弱く、接着剤に有害物質を使っていないか注意する必要があります。
◆木の素材
唐木仏壇は、木材の材質によって大きく値段が分かれます。
同じ種類の木であっても、その品質により価格は大きく異なります。
外国産銘木や国産銘木を使って、素材の木目の美しさを生かしたものが高級です。
◆漆と金箔
金仏壇は漆と金箔の品質が大きく価格に影響します。
漆は塗りの回数が多いほど耐久性が伸びます。
漆を使わず化学染料を使ったものもあり、吹き付け塗装が行えて安くなりますが耐久性を疑う必要があります。
金箔は質と量が価格に反映し、一般に赤みの強いものが上質で、厚さによって一枚掛〜四枚掛があり後者ほど高価になります。
◆彫り物・蒔絵
彫り物や蒔絵は素人でも作りの精巧さは大体分かりますので、じっくり見比べて確かめましょう。
◆伝統工芸品
伝統産地で特定の製法によって作られた物です。
なかでも経済産業大臣によって認定されているものは品質に関して最高峰といえるでしょう。
◆有名産地
唐木仏壇…会津・関東・東京・静岡・大阪・徳島など
金仏壇…秋田・名古屋・彦根・大阪・広島・川辺など
中国などの海外産の仏壇には安いものが多くあります。
品質はものによりますので、しっかりと確かめる必要があります。